カードローンは審査の甘いところで借りても平気?
カードローンには様々な会社があります。大きく分けて銀行、流通・信販会社、消費者金融会社の3つのタイプに分けることができます。
銀行は一番審査が厳しく、その分金利が低いです。しっかり返済能力や返済意思がある方を見極めて信用の高い人にのみお金を貸します。そのため確実にお金が戻ってくるので低金利で取引が行えます。
流通・信販会社は、百貨店やスーパーマーケットなどのポイントカードのクレジット機能になります。お店の顧客獲得が目的なので、カードの発行は比較的簡単にできます。そのため金利も銀行より高くなります。カードを利用できる範囲を広げた分、もしも貸したお金を回収できなかった時のために利息で補います。
消費者金融会社は、お金の貸し借りを専門に行う会社なので、審査も他の系統の会社に比べると借りることができる人の範囲も広く、利息もピンからキリになっています。
つまり、審査が甘いということは完済できなかった時のために利息が高めに設定してあるということです。もしも借りた人が完済できなくても、なるべく会社が損をしないように利息分で補うようになっています。
また、利息は利息制限法で上限が決まっています。借りる金額によって利息の上限も違うのですが、一番高い利息でも年20%以内と定めてあります。そのため年20%を超える利息が設定してある会社では、例え審査が甘くても闇金などの場合もありますので、借りた後のトラブルを考えると借りない方が良いでしょう。